京都大学グライダー部の格納庫で発見された国産グライダー「鷹取SH-16S」JA2102が、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館に保管されることになり、2022年12月17日に輸送されました。
![](https://i0.wp.com/blog.jasearch.info/wp-content/uploads/2022/12/JA2102_Img_2022_02_23_0057.jpg?resize=495%2C330&ssl=1)
SH-16Sは、横浜グライダークラブによ って 1968~1969 年に設計製作された木製単座グライダーで 、中央大学と京都大学で使用されました。型式名の「鷹取」は三浦半島の高取山に由来しています。
この京都大学機JA2102は、現存している唯一の機体です。
キャノピーや計器類は失われており、現在のところ博物館での展示計画もありませんが、決して多くない国産グライダーの歴史を伝える技術遺産として、今後の修復作業、ならびに適切な施設での恒久展示が望まれます。