静岡市の次期消防ヘリは山岳救助能力を向上

報道によると、静岡市は高度3200m以上の高山地帯での救助活動が可能な、新機体を導入する方針を固めた。
現用機ベル412(JA119P)が稼働20年を迎える2026年3月までに機体を更新することが検討されており、現行の活動高度3200mの制限がなくなるという。

静岡市内の最大標高は3190mだが、静岡県の要請を受けて出動した2013年12月に、富士山頂付近(3469m)で救助中の男性が落下し死亡する事故が起きていた。

静岡県では、より高高度性能に優れたレオナルドAW139(JA139R)を装備しており、静岡市も同機種への更新が検討されている可能性がある。

静岡新聞